青海島

青海島(おおみじま)ってこんなところ!

青海島(山口県長門市)は、国の名勝として指定された北長門海岸国定公園の中心に位置しており、自然が生み出した壮大な景観から別名「海上アルプス」と呼ばれ、断崖絶壁、洞門、石柱、数多くの奇岩怪岩などが連なる景勝地です。
日本海の島としては、佐渡島、隠岐島に次いで、3番目に大きく、その面積は14.95㎢、周囲は約40㎞あります。

島内には、青海島の雄大な景観を眺望できる自然研究路や鯨文化を今に残すくじら資料館などがあります。また、島を一周する遊覧船もあり、海上から雄大な自然を楽しめます。

透明度の高い海

全国屈指のダイビングスポット

島特有の多彩な水中地形を楽しめるとともに、多様な海洋生物が観察できることから人気のダイビングスポットで、県内外から多くのダイバーが訪れます。
ビーチから直接海に入ることができ、未経験・初心者の方でも安心して楽しめます。砂利浜のため、砂が巻き上がりにくく、水中の透明度が高いのも魅力のひとつです。
日本海側に面していながらも、地形が湾状になっており、浅瀬で比較的穏やかな流れのためダイビングしやすい環境です。

多種多様な海洋生物

海の生きものたちの暮らしをのぞいてみよう

島周辺の海域では南風が強く吹いた日に、湧昇流(ゆうしょうりゅう)という流れが発生し、沿岸域の海水と沖合いの深場の海水が入れ替わる現象が起こります。
この流れに紛れて、稀に深海性の生物達が青海島沿岸に迷い込むことにより、プランクトンや魚がたくさん生息しています。
美しい、かわいらしい、珍しい、様々な海洋生物たちに出会うことができる海です。